北辰の門
| 出版社名 | 中央公論新社 |
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| 出版年月 | 2024年1月 |
| ISBNコード |
978-4-12-005735-9
(4-12-005735-6) |
| 税込価格 | 1,980円 |
| 頁数・縦 | 377P 20cm |
商品内容
| 要旨 |
時は天平。疫病により多くの為政者が命を落とした朝堂において、ひとり異彩を放つ者がいた。藤原仲麻呂。皇后である叔母の寵愛を受け、出世の階段を駆け上がるこの男は、臣下の誰一人として持ち得ない、危険な野望を秘めていた。一方、次代の天皇である阿倍内親王は、帝となることに意味を見出せず、ただ人並みの幸せを望んでいた。かつて恋慕の情を持った仲麻呂への想いが憎しみに転じた時、時代の歯車が軋み始める―。「恵美押勝の乱」。この国を激変させた衝撃の七日間の全容とは? |
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出版社・メーカーコメント
情を捨て、危険な野望を抱いた藤原仲麻呂。愛と憎しみを抱いて、政に挑む孝謙帝。男と女の闘争は国を揺るがし、やがて破滅へと向かっていく。古代史に潜む闇を抉り出す衝撃作。