商品内容
要旨 |
「おい、シーナ、逃げるなよ」親友からの最期の“檄”その真意とは?書き下ろし「さらば友よ!」収録。老いること、喪失を抱えて生きること、愛するものたちへの思いをまっすぐに。79歳の日録が静かに差し出す新たな人生の世界線…共感必至! |
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目次 |
続 失踪願望。(銃撃、休場、個人の感想 二〇二二年七月 |
要旨 |
「おい、シーナ、逃げるなよ」親友からの最期の“檄”その真意とは?書き下ろし「さらば友よ!」収録。老いること、喪失を抱えて生きること、愛するものたちへの思いをまっすぐに。79歳の日録が静かに差し出す新たな人生の世界線…共感必至! |
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目次 |
続 失踪願望。(銃撃、休場、個人の感想 二〇二二年七月 |
0100000000000034603326
4-08-781751-2
失踪願望。 続
椎名誠/著
集英社
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BK
出版社・メーカーコメント
「おい、シーナ、逃げるなよ」急逝した親友・目黒考二がシーナに伝えた最期の“檄(ゲキ)”の真意とは?老いてゆくこと、喪失を抱えて生きること――哀しみも淋しさもそのままに(ときにビールとともに)愛するものたちへの思いを静かに差し出す79歳の日録は共感必至。「WEB MAGAZINE集英社学芸の森」で好評連載中の「失踪願望。」日録に加え、書き下ろし「さらば友よ!」を収録。若き頃の“失踪”と“ヰタ・セクスアリス”の告白、青春の別れと悔恨をつづって新たな人生の世界線をひらく作家・椎名誠の新境地!2022年7月から2023年6月の1年間の日録は白内障の手術からスタート。異常な猛暑にへたりこみながら仲間とのビールで乗り切る日々。取材や講演で旅することも増えてきた。そんな矢先、盟友・メグロが短い闘病の末、逝ってしまう――。深い悲しみと混乱、喪失感に動けなくなってしまうシーナ。そんな彼を支えたのは、かつてメグロから言われた「作家・椎名誠への叱咤の言葉」だった……!『失踪願望。 コロナふらふら格闘編』から2年弱、待望の続編刊行!(日記の見出しより)銃撃、休場、個人の感想下駄ばき、ケトばし、広い空メロディー、旅人、蛍の光どぶろく、島酒、アイスバインお月見、門出、オフサイド花巻、断腸、象が来る初夢、訃報、オムマニペメフム闇黒、ズタボロ、閉鎖月間アルバム、ブンガク、高みをゆく者奔流、フルサト、目黒がいないアルマジロ、東京観光、伊達眼鏡芦ノ湖、コロッケ、誕生日【著者プロフィール】椎名誠(しいな まこと)1944年、東京生まれ、千葉育ち。1979年『さらば国分寺書店のオババ』刊行。89年『犬の系譜』で第10回吉川英治文学新人賞、90年『アド・バード』で第11回日本SF大賞を受賞。『岳物語』『大きな約束』『家族のあしあと』等の私小説、『武装島田倉庫』『水域』等のSF小説、『わしらはあやしい探検隊』を原点とする釣りキャンプ焚き火エッセイ、『出てこい海のオバケたち』等の写真エッセイまで著書多数。ジャンル無用の執筆生活を続けている。「失踪願望。」シリーズは、「WEB MAGAZINE集英社学芸の森」で好評連載中!