商品内容
要旨 |
陸奥国の南端に位置する東堂藩の藩士、左馬之介、重蔵、隼人の三人は藩主からのお達しで江戸へ向かっていた。新政府派か佐幕派か、藩が今後の判断を迫られるなか、三人の意見は分裂する。新政府に従うことを決めた藩から、上野寛永寺周辺にたむろする彰義隊を討伐する命が下されるが、隼人は彰義隊への加入を志願していた。仲間が血を流し倒れるなか、重蔵はついに敵同士として隼人に対面する。斬り殺された重蔵の姿を見た左馬之介は、逃げ去った隼人を討つと誓うのだった。幕末の時代に翻弄された男たちの熱き友情を描く。著者百作目となる記念碑的快作! |
---|
出版社・メーカーコメント
著作100作目となる記念碑的快作!