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駿甲相三国同盟 今川、武田、北条、覇権の攻防

角川新書 K−468

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-04-082526-7
4-04-082526-8
税込価格 1,100円
頁数・縦 325P 18cm

商品内容

要旨

東国戦国史上、最大の分岐点となった攻守軍事同盟。世界でも希有な三国同盟の、成立から崩壊までの全軌跡を、日本中世史研究の第一人者にして大河ドラマの時代考証者が、最新研究の成果をもとに徹底検証。

目次

第1章 今川・武田同盟の成立
第2章 河東一乱の決着と三大名家の和睦
第3章 三大名家の同盟が誕生
第4章 始動した三国同盟
第5章 足利義輝の甲越和睦命令
第6章 三大名家共闘の実現
第7章 三大名家相互の軍事協力
第8章 三大名家による二度目の共闘
第9章 北条家と信玄が関東で優位を確立
第10章 今川家・武田家の関係の変化
第11章 駿甲相三国同盟の崩壊

出版社・メーカーコメント

列島各地で覇権が争われていた戦国時代。隣接する駿河今川・甲斐武田・相模北条の大名家は、3国間で和平協定を締結。互いの嫡男の正室に相手の娘を迎えて同盟の証とした。自国の領土拡大を目指し、後顧の憂いを無くすという利害の一致により、東海・中部・関東に広がる巨大政治勢力が出現したのである。しかし「親子兄弟同然」の18年に及んだ攻守軍事同盟は、終焉へと向かった−−

著者紹介

黒田 基樹 (クロダ モトキ)  
1965年東京都生まれ。早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。博士(日本史学)。専門は日本中世史。駿河台大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)