• 本

小説劇場版モノノ怪火鼠

角川文庫 に20−32

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-04-114091-8
4-04-114091-9
税込価格 792円
頁数・縦 271P 15cm

商品内容

要旨

モノノ怪・唐傘との壮絶な戦いの後、ほどなく再び現れた薬売り。大奥では、奥女中たちを率いていた御年寄の不在をきっかけに大変化が生じていた。女中たちの溝が深まる中、叩き上げの御中〓・フキに訪れたある事態によって大奥に激震が走る。過熱する世継ぎ争いは、表の政を巻き込みフキを追い詰め…。時を同じくして、突如人が燃え上がる事件が勃発。薬売りは大奥に巣食う闇へ。総監督全面監修の公式ノベライズ第2弾。

出版社・メーカーコメント

モノノ怪・唐傘との壮絶な戦いからほどなく、再び七つ口に現れた薬売り。大奥では、奥女中たちを率いていた御年寄・歌山の不在をきっかけに、大きな変化が生じていた。叩き上げの御中臈・時田フキは相変わらず天子様の寵愛を独占するものの、新たな総取締役である大友ボタンの厳格な采配によって苦境を強いられることに。両者の溝が深まる中、フキの懐妊によって大奥にさらなる激震が走る。世継ぎをめぐり過熱する御家争いは、表の政治を巻き込み、数多の策謀によってフキを追い詰めていくのだった。時を同じくして、突如人が燃え上がり、消し炭と化す騒ぎが起きる。モノノ怪の仕業とにらんだ薬売りは事態の収拾に動くが、モノノ怪を斬るためには、退魔の剣が求める三様−−形、真、理−−を示さねばならない。薬売りは大奥に巣食う更なる闇へと足を踏み入れていく。映画では語りつくせなかった、出産と母親という存在に対するフキの苦悩や、国を守る役目を背負い支配者として育てられたボタンの葛藤を深堀りする、監督全面監修の公式ノベライズ第2弾。

著者紹介

新 八角 (アタラシ ヤスミ)  
2015年、第22回電撃小説大賞《銀賞》を受賞し、『血翼王亡命譚1―祈刀のアルナ―』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)