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世界を変えたスパイたち ソ連崩壊とプーチン報復の真相

朝日新書 991

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2025年2月
ISBNコード 978-4-02-295302-5
4-02-295302-0
税込価格 1,067円
頁数・縦 276P 18cm

商品内容

要旨

世界を揺るがす事件の裏側には、必ず“スパイ”が暗躍している―。米国のレーガン政権が1982年に着手した、ソ連に対する秘密工作。ソ連崩壊でほとんどの市民は飢餓に苦しめられた。プーチン大統領はその「リバンチズム(報復主義)」で何を謀ったのか。東西冷戦の終結からウクライナ侵攻までの30年余の舞台裏には、世界各地に網を張るスパイたちの存在があった。彼らは、どのような戦略に基づいて数々の工作を仕掛けたのか。機密文書や証言から、その隠された真相に迫る。

目次

第1章 KGBスパイが仏に最高機密を漏洩
第2章 レーガンが工作を立て直す
第3章 ソ連崩壊のキーワードは「穀物」と「石油」
第4章 米露の二重スパイ摘発で暗転
第5章 モスクワ経験わずか4年弱で大統領に
第6章 プーチンはウクライナ侵攻で復讐
第7章 トランプを操るプーチン
第8章 トランプ政権が去りウクライナ侵攻へ
第9章 「ウクライナ侵攻」まで8年間の暗闘
終章 「大国間競争」と見えないスパイ戦争

出版社・メーカーコメント

インテリジェンスを中心とした「情報戦」を制した国によって、世界は動かされている−−。米国やロシアなど大国の情報機関は、これまでどのような暗闘を繰り広げてきたのか。長年にわたる取材成果をもとに、世界各地で暗躍するスパイの実像に迫る。

著者紹介

春名 幹男 (ハルナ ミキオ)  
1946年京都市生まれ。大阪外国語大学(現大阪大学)ドイツ語学科卒。国際ジャーナリスト。共同通信社ニューヨーク支局、ワシントン支局をへて、ワシントン支局長。在米報道12年。2007年退社。07〜12年名古屋大学大学院教授・同特任教授。10〜17年早稲田大学大学院客員教授。1994年度ボーン・上田記念国際記者賞、2004年度日本記者クラブ賞、21年度石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞受賞。09〜10年外務省『密約』問題に関する有識者委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)