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枕草子 中

講談社学術文庫 1403

出版社名 講談社
出版年月 2001年5月
ISBNコード 978-4-06-159403-6
4-06-159403-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 481P 15cm
シリーズ名 枕草子

商品内容

要旨

幼少の頃から和漢の深い教養を身につけ、鋭い感受性と機知、そして文才を育んだ清少納言。その才能は、後宮という環境と邂逅をとげたとき、日本文学史に残る名随筆として結実した。ひたすらに中宮定子を愛慕し、賛美をささげるその筆は、卓越した豊かさと鋭さとをもってさえわたる。『枕草子』書き下ろし全訳注第二巻。

目次

御かたがた、君達、上人など
中納言まゐり給ひて
雨のうちはへ降るころ
淑景舎、東宮に
殿上より、梅の
二月つごもり頃に
ゆくすゑはるかなるもの
方弘は、いみじう人に笑はるゝ者かな
見苦しきもの
言ひにくきもの〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

平安女流文学を代表する随筆の精緻な全訳注華やかな宮廷生活の中にありながら、鋭い感情と冷静な観察眼をもって、王朝の栄華の光と影をあますところなく描き出す古典の名品。好評を博した上巻に続く第二巻

著者紹介

上坂 信男 (ウエサカ ノブオ)  
早稲田大学文学部(旧)卒業。元早稲田大学教授。文学博士
神作 光一 (カンサク コウイチ)  
東洋大学大学院修了。東洋大学文学部教授(元学長)。文学博士
湯本 なぎさ (ユモト ナギサ)  
共立女子大学大学院修了。桜美林大学非常勤講師
鈴木 美弥 (スズキ ミヤ)  
東洋大学大学院満期退学。東洋大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)