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植民地化の歴史 征服から独立まで/一三〜二〇世紀

出版社名 新評論
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-7948-1054-0
4-7948-1054-7
税込価格 7,150円
頁数・縦 634P 22cm

商品内容

要旨

数百年におよぶ「近代の裏面史」を一望する巨大な絵巻物。負の遺産なる「植民地化」思想。今日世界を覆うグローバルな収奪構造との連続性を読み解く。

目次

第1章 植民地化あるいは帝国主義
第2章 主導権
第3章 帝国のための抗争
第4章 あらたな人種社会
第5章 ばら色の伝説と思い伝説
第6章 敗者のヴィジョン
第7章 入植者独立運動
第8章 酵母と梃子
第9章 独立か革命か
第10章 解放か脱植民地化か
第11章 めり込んだ脱植民地化

著者紹介

フェロー,マルク (フェロー,マルク)   Ferro,Marc
1924年パリ生まれ。グルノーブル大学生のときに対独レジスタンスに参加。その後アルジェリアのリセ、国立理工科学校、国立社会科学高等研究院で教鞭をとる。また歴史研究誌『アナール』の共同責任編集者を長く務めた。本来の専門はロシア史、ソ連史および現代史だが、植民地化・植民地主義、アラブ世界、両次大戦、歴史と映画など、幅広い領域にわたる著作がある。こうした研究・著述の一方で、テレビ番組「並行する歴史」の制作者、司会者をこなし、さらに、自身でも映画制作に携わるような行動的知性をもつ
片桐 祐 (カタギリ ユウ)  
1951年、新潟県に生まれる。早稲田大学卒業、青山学院大学大学院博士課程単位取得退学。現在、青山学院大学他非常勤講師。専攻、19世紀フランス・ロマン派文学
佐野 栄一 (サノ エイイチ)  
1951年、北海道に生まれる。青山学院大学卒業、青山学院大学大学院博士課程単位取得退学。現在、流通経済大学教授。専攻、フランス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)