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殿さま狸

祥伝社文庫 み18−3

出版社名 祥伝社
出版年月 2018年11月
ISBNコード 978-4-396-34476-4
4-396-34476-7
税込価格 858円
頁数・縦 430P 16cm

商品内容

要旨

豊臣秀吉の親衛隊黄母衣衆の蜂須賀家政は、齢二十八にして阿波国十七万五千石を任された。なぜ父ではなく己に。父小六は秀吉の腹心であり、木曾川の川並衆頭領でもある名将だった。武家にはない川並衆の自由な発想で国を育てる家政。ところが関ヶ原の合戦で御家存続の窮地に―阿波の狸と称された若き大名が、東西両軍を化かす天下一の奇策を放つ痛快歴史小説!

出版社・メーカーコメント

いま読むべき歴史小説作家、規格外の面白さ豊臣軍を、徳川軍を化(ば)かせ。天下一の奇策!阿波の狸と称された蜂須賀家政(はちすかいえまさ)が御家存続のため関ヶ原に挑む!文庫判特別書下ろし「雀は百まで」収録豊臣秀吉(とよとみひでよし)の親衛隊黄母衣衆(きほろしゅう)の蜂須賀家政は、齢(よわい)二十八にして阿波国(あわのくに)十七万五千石を任(まか)された。なぜ父ではなく己(おのれ)に。父小六(ころく)は秀吉の腹心(ふくしん)であり、木曾(きそ)川の川並衆頭領(かわなみしゅうとうりょう)でもある名将だった。武家にはない川並衆の自由な発想で国を育てる家政。ところが関ヶ原(せきがはら)の合戦で御家(おいえ)存続の窮地(きゅうち)に──阿波の狸(たぬき)と称された若き大名が、東西両軍を化かす天下一の奇策を放つ痛快歴史小説!

著者紹介

簑輪 諒 (ミノワ リョウ)  
1987年生まれ、栃木県出身。2014年、丹羽家の敗者復活劇を描いた『うつろ屋軍師』で第一九回歴史群像大賞に入賞し作家デビュー。17年、幻の軍師白井浄三と上杉謙信との攻防を描いた『最低の軍師』(いずれも祥伝社文庫)が絶賛され、啓文堂書店時代小説文庫大賞を獲得、一躍、歴史小説の旗手となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)