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評伝立花隆 遥かなる知の旅へ

出版社名 作品社
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-86182-997-0
4-86182-997-6
税込価格 2,970円
頁数・縦 308P 19cm

商品内容

要旨

政治・脳死・宇宙・細胞・絵画・音楽・文学・教育…。関心領域のあらゆる事象を論じ続けた、不世出の万能知識人。その仕事と生涯を丹念に追う、名手による長篇書き下ろし評伝!

目次

死を語る言葉たち
武満徹への旅
香月泰男との運命の出会い
評伝1 引き上げ・両親のこと
評伝2 父・橘経雄の戦後とルーツ
評伝3 大学時代、文春入社と退社の経緯
出世作『思考の技術』の画期性
宇宙・細胞・進化をめぐって
分子生物学へのアプローチ
ロシア・コスミズムとコミュニズム
「臨死」問題への遡行
「脳死」をどう捉えるか
教育制度改革からの脱出、立花隆と東大
科学する頭脳とメディア問題
リベラル・アーツの起源と歴史展開
情報のインプット・アウトプット
アナログからデジタルへ
評伝4 橘孝三郎との血縁と思想的切断
評伝5 被爆都市・長崎と幻想都市・長崎
評伝6 フィクションからノンフィクションへ
評伝7 田中角栄との二十年―金脈問題からロッキード裁判まで
ノンフィクションとしての「研究」
評伝8 ノマド立花隆のライフスタイル
評伝9 結婚と破局、初婚の妻を看取るまで
万能知識人のロゴスとパトス
評伝10 立花隆の大きな旅
未来の他者―立花隆は二度死ぬ

著者紹介

高澤 秀次 (タカザワ シュウジ)  
文芸評論家。1952年北海道室蘭市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)