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国際情勢でたどるオリンピック史 冷戦、テロ、ナショナリズム

平凡社新書 1061

出版社名 平凡社
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-582-86061-0
4-582-86061-3
税込価格 1,210円
頁数・縦 263P 18cm

商品内容

要旨

「平和の祭典」―その呼び名とは裏腹に、近代オリンピックは国際情勢に翻弄され続けてきた。戦争による開催中止、冷戦下でのボイコット…。一方で、選手たちによるアパルトヘイト抗議活動は、世界に大きな衝撃を与え、議論を巻き起こした。オリンピックが国際情勢を動かしたのだ。古代から二〇二四年パリ大会まで―時代を映すオリンピックの歴史を読む!

目次

古代オリンピックはなぜ消滅したか
クーベルタンの苦悩
戦争による中断
ナチスの祭典―ベルリン・オリンピック
幻の東京オリンピック
アジアで初開催の一九六四年東京オリンピック
人種差別とテロの悲劇
冷戦下のボイコット合戦
分断国家の悲劇
新興国への道―ソウル、北京、ソチ、リオデジャネイロ
二〇二一年東京オリンピック
二〇二四年パリ・オリンピック

出版社・メーカーコメント

2024年7月に開幕するパリオリンピックを前に、国際情勢に翻弄されてきた近代オリンピックの激動の歴史を新たな視点からたどる。

著者紹介

村上 直久 (ムラカミ ナオヒサ)  
1949年生まれ。東京外国語大学フランス語学科卒業。75年時事通信社入社。編集局英文部、外国経済部で記者、デスク。米UPI通信本社(ニューヨーク)出向、ブリュッセル特派員を経て、2001年に退社後、長岡技術科学大学で14年間、常勤として教鞭を執る。専門は国際関係論。定年退職後、時事総合研究所客員研究員。学術博士。日本記者クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)