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手仕事の世界 伝承工芸職人紀行

出版社名 彩流社
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-7791-2994-0
4-7791-2994-X
税込価格 2,200円
頁数・縦 125P 19cm

商品内容

要旨

本書は日刊工業新聞(二〇一八年八月〜二〇二二年九月)の連載記事に加筆・修正を加えたものである。江戸小紋、鼈甲細工、雛人形、木彫、漆芸、江戸切子、指物、毛針、すだれ、籐細工、刷毛、水引、細紐、七宝、つまみかんざし等、職人技の粋に作家と画家が迫る。

目次

甘やかな香りに包まれて(岩井つづら店)
老舗継ぐ運命のうねり(二葉苑)
石の声聴き理想の形へ(寶研堂)
美しい甲羅を守る努力(大澤鼈甲)
鍛冶屋さんはうそつかない(五香刃物製作所)
一子相伝、技と心(飯塚人形)
好きだから彫りつづける(宗舟)
心くすぐる可愛い箱に(箱長)
偶然や人との縁に導かれ(銀泉いずみけん)
組台は己に向き合う“鏡”(龍工房)
着る人にあわせて染める(上田工房)
壊れたグラスが風鈴に(彩り硝子工芸)
深い美しさの秘密は正直(表完工房)ひと粒ひと粒、括る日々(和絞房)
ぴったりはまって大丈夫(江戸指物木村)
創業者の「生き方」受け継ぐ(市原)
無病息災、願いをかけて(むさしや豊山)
あきのこない「上品さ」(真多呂人形)
鮮やかな色、鮎と知恵比べ(目細八郎兵衛商店)
相手を想う贈り手の心結ぶ(津田水引折型)〔ほか〕

著者紹介

有〓 玉青 (アリヨシ タマオ)  
1963年東京都生まれ。大阪芸術大学教授。早稲田大学哲学科、東京大学美学藝術学科卒業。1989年、東京大学大学院在学中に、母・佐和子との日々を綴った『身がわり』を上梓、翌年坪田譲治文学賞を受賞。ニューヨーク大学大学院演劇学科修了
黒澤 淳一 (クロサワ ジュンイチ)  
1952年大阪市生まれ。1976年金沢美術工芸大学商業デザイン科卒業。CM総合研究所を経て2009年「株式会社東京えんむすびカンパニー」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)