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セクシュアル・マイノリティ〈LGBT〉への理解と支援

出版社名 金剛出版
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-7724-2070-9
4-7724-2070-3
税込価格 3,080円
頁数・縦 193P 21cm

商品内容

要旨

本書は、セクシュアル・マイノリティに属する人々に対する正確な理解を促し、どのように寄り添い支援していったらよいかの知見を提供するべく編集された「精神療法」第42巻第1号の特集「セクシュアル・マイノリティ(LGBT)への理解と支援」を中心に、新たに収録した当事者を含めた座談会を掲載し一冊にまとめた。座談会では、セクシュアル・マイノリティが歴史の中でどう捉えられてきたか、日本における法整備や教育現場の現状、スティグマの内在化や当事者性の開示について語られる。そこから、多岐にわたるLGBTIQ+のニーズがみえてくる。

目次

セクシュアル・マイノリティに関する諸概念
「性同一性障害」から「性別違和」へ―DSM‐5における診断名変更の背景
LGBTIQ+の人権をめぐる国内外の動向
セクシュアル・マイノリティの子どもを支えるスクールカウンセリング
性別違和を持つ子どもへの心理的支援
学生相談におけるセクシュアル・マイノリティ
ゲイ/レズビアンのライフサイクルと家族への支援
同性愛とクリニカル・バイアス
セクシュアル・マイノリティとレジリエンス
セクシュアル・マイノリティとセックス
日本における「同性愛」のstigmatizationの歴史
特別寄稿 セクシュアル・マイノリティのクライアントを恥意識の視点から援助する(スティーブン・E・フィン/訳:中村伸一)
エッセイ
座談会 セクシュアル・マイノリティ(LGBT)への心理支援

著者紹介

中村 伸一 (ナカムラ シンイチ)  
1975年順天堂大学医学部卒業医学博士。1989年中村心理療法研究室開設。日本家族研究・家族療法学会前会長。米国家族療法アカデミー正会員。アジア家族研究・家族療法協会副会長・理事。日本思春期青年期精神医学会運営委員・編集委員。包括システムによる日本ロールシャッハ学会元理事。Asian Center for Therapeutic Assessment:Executive Director
平田 俊明 (ヒラタ トシアキ)  
1990年米国シアトル大学人文学部卒業(心理学専攻)。2015年平カウンセリングルーム開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)