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「国語」と出会いなおす

出版社名 フィルムアート社
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-8459-2425-7
4-8459-2425-0
税込価格 2,530円
頁数・縦 293P 19cm

商品内容

要旨

国語は得意だったけど、文学はよくわからない。文学を読むのは好きだけど、国語はつまらなかった。でも、どうしてわたしたちは国語を学んだのだろう?現役国語教師/批評家の著者による、新しい国語/文学論!国語と文学の歩んできたビミョウな関係を紐解きながら、ゆるやかな共同性を育む教室の可能性と、小説のもつ多様でゆたかな解釈を結びつける。

目次

第1章 国語は文学をわかってない!?
第2章 物語と共同性
第3章 最近の教科書を見てみよう
第4章 書きすぎていない小説と試験問題
第5章 文学史について考えよう
第6章 「文学」を再設定する
対談 滝口悠生×矢野利裕 国語が問うもの、文学が描くもの―出題者と作者による国語入試対談

著者紹介

矢野 利裕 (ヤノ トシヒロ)  
1983年、東京都生まれ。国語教員として中高一貫校に勤務するかたわら、文芸・音楽を中心に批評活動をおこなっている。2014年「自分ならざる者を精一杯に生きる―町田康論」で第57回群像新人文学賞評論部門優秀作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)