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日本の「水」がなくなる日 誰も知らなかった水利権の謎

主婦の友新書 011

出版社名 主婦の友社
出版年月 2011年1月
ISBNコード 978-4-07-273330-1
4-07-273330-X
税込価格 838円
頁数・縦 190P 18cm

商品内容

要旨

「5年後、日本人はおいしい水が飲めなくなる!」と、水ジャーナリスト・橋本淳司氏があるTV番組で発言した。その理由として水源が買収されていることを挙げたが、現実はもっと深刻な事態に陥っている。国内の林業の衰退により、森は荒廃し、地主はやむなく水源を含む山を手放し、外国人に売却している。国の植林政策、土地収用法、水利権などが複雑にからんだこの負のスパイラルが日本の水の危機を招いていると橋本氏は警告する。

目次

第1章 水を育まない森
第2章 なぜ土砂災害が増えたのか
第3章 外資に買われる森と水
第4章 森と水を守る法律
第5章 迷走する林業行政
第6章 市民の力で森と水を守る

著者紹介

橋本 淳司 (ハシモト ジュンジ)  
ジャーナリスト、著述家。出版社勤務を経て、現職。「水と人間」というテーマにライフワークとして取り組み、日本国内はもとより世界各地の水辺を歩き、土地の人と語りながら、水について考えている。水をテーマにしたルポやエッセイなどを多数執筆するとともに、水に対する興味や関心が高まるよう各地の学校で「水の授業」を行っている。現在、東京学芸大学客員准教授、日本水フォーラム節水リーダー。「みずのがっこう」副校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)