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脳Rギュル 3

ソラと耳にルルとパラソルに囁くカゲ

ガガガ文庫 ガさ1−4 跳訳

出版社名 小学館
出版年月 2008年8月
ISBNコード 978-4-09-451087-4
4-09-451087-7
税込価格 734円
頁数・縦 392P 15cm
シリーズ名 脳Rギュル

商品内容

要旨

怪電波脳髄汚染“脳R化”を「人間の進化」と考え、セカイに暗躍する機密組織“ザムザ”の存在がついに明らかとなった。対策員ギヤマは、ザムザの首謀者・赤マントの正体をつきとめるべく上海へ。謎の薬物“紅×碧”をめぐり映画都市・阿阿噛夢へと迷い込む…。一方、調整官ヒメクサは“共振者たちの故郷”バーラタ圏へと帰郷し、乙女ローバと邂逅する。「ニホン、いやトウワ共栄圏の脳R侵攻段階は第2段階から第3段階へと向かいつつある」…その頃、ニホン圏に残された共振者女子高生シイは、文化祭準備の賑わう校舎で、あるクラスメイトの奇妙な行動を目撃していた。跳訳大作ついに完結。堂々の大団円。

出版社・メーカーコメント

脳R怪電波を追いセカイを奔る堂々の大団円! 少女ヒメクサは悟りの都バーラタ圏へ。ギヤマは謎の映画都市・阿阿噛夢へ。そして女子高生シイは…。人類脳R化は宇宙の定めなのか? すべての謎が解き明かされる!シリーズ完結巻!

著者紹介

佐藤 大 (サトウ ダイ)  
1969年生まれ。19歳で、秋元康主宰のソールドアウトと契約、放送構成・作詞の分野でキャリアをスタート。ゲームフリークへの移籍を経て独立。企画会社フロッグネーションを設立。07年秋には脚本家集団「ストーリーライダーズ」を結成
夢野 久作 (ユメノ キュウサク)  
1889年福岡県生。新聞記者を経て1922年に童話『白髪小僧』を発表。1926年探偵小説誌『新青年』掲載「あやかしの鼓」で小説家本格デビュー。推理小説風味から怪奇幻想風味までその作風は幅広いが、“脳髄の地獄”という未曾有のテーマに取り組んだ実験的な短編を数多く残す。1935年には「人間の脳髄はプロジェクターに過ぎない」という独自の精神理論をもとに構想、執筆した“幻魔怪奇長編小説”「ドグラ・マグラ」を発表、その翌年に死亡(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)