• 本

すべて、患者さんが教えてくれた終末期医療のこと

出版社名 河出書房新社
出版年月 2011年1月
ISBNコード 978-4-309-02015-0
4-309-02015-1
税込価格 1,650円
頁数・縦 236P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 後悔のない終末医療を受けたい人に!

    人はどう生きて、どう死んでゆくのが幸せなのか。できるだけ後悔のない人生の最後を迎えるためには、どうしたら良いのか。本書は、人生の終末である「死」に対する医療の誤解を実例にそって解くことで、どのような治療を受けることが最良なのかを考えさせます。モルヒネのこと抗がん剤治療のこと等、本当に知りたいことがていねいに解りやすく書かれ、うなずくことが多々あります。穏やかな終末の日々を過ごす知恵が伝授されます。

    (2011年1月28日)

商品内容

要旨

よりよい最期のためには、どうしたらいいですか?『死ぬときに後悔すること25』の著者・終末期医療の専門家が、終末期・死に関する6つの誤解を打ち砕く。どう病院とつきあい、どう最期を迎えるか。

目次

序章 末期がん患者はモルヒネ投与で死期が早まる。しかし楽にしてあげるならそれしかない―本当か?
第1章 臨終では、ドラマのように、愛する人の名前を呼んだ後、がくっと死ぬ―本当か?
第2章 望まぬ延命治療をされているのは一部の人間で、事前に意思表示をしておけば絶対に大丈夫―本当か?
第3章 抗がん剤は最後までし続けたほうが命が延びる。あるいは逆に、抗がん剤は苦しいだけ―本当か?
第4章 がん患者が一番かわいそうである。がんにだけにはなりたくない―本当か?
第5章 悪いのは不真面目な医師である。医者がちゃんとすれば医療は変わる―本当か?
終章 望んだ終わりへ

出版社
商品紹介

『死ぬときに後悔すること25』の著者が、終末期・死に関する6つの誤解を解く。患者さんが教えてくれた終末期医療と最期のヒント。

著者紹介

大津 秀一 (オオツ シュウイチ)  
1976年生まれ。茨城県出身。岐阜大学医学部卒業。緩和医療医。日本消化器病学会専門医、日本内科学会認定内科医、日本尊厳死協会リビングウイル(LW)受容協力医師、2006年度笹川医学医療研究財団ホスピス緩和ケアドクター養成コース修了。内科専門研修後、日本最年少のホスピス医(当時)として京都市左京区の日本バプテスト病院ホスピスに勤務。東京都世田谷区の入院設備のある往診クリニック(在宅療養支援診療所)を経て、2010年より東邦大学医療センター大森病院緩和ケアセンターに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)