いつもコンピュータの横に置いておくＡｕｔｏＣＡＤの辞書、それが本書の目的。ＡｕｔｏＣＡＤの入門書でも、事例集でも、応用テクニック本でもない。ただし、単なるリファレンスマニュアルに終わらせないため、実際の操作例をあげて一手順ずつ解説。コマンドを実行すると表示されるダイアログボックスを示し、どのボタンをクリックすればいいのか、実行した結果で図面はどう変わるのか、と具体的に解説。システム変数では、設定の違いにより起こるＡｕｔｏＣＡＤ図面とその操作の変化について１つ１つ検証。システム変数の値がどこに保存されるのかについてもレジストリの詳細について確認して表記している。

１　基本説明（ＡｕｔｏＣＡＤについて
本書の使用法
メニューとツールバーの構成　ほか）
２　コマンドリファレンス（図形‐線コマンド
図形‐円コマンド
図形‐点コマンド　ほか）
３　システム変数リファレンス（ＡＣＡＤＬＳＰＡＳＤＯＣ：ａｃａｄ２０００．ｌｓｐファイルのロードをコントロール
ＡＣＡＤＰＲＥＦＩＸ：サポートファイルの検索パスを返す
ＡＣＡＤＶＥＲ：２０００ｉのバージョン番号を格納　ほか）