• 本

脳ストレスが消える生き方 ドーパミン的価値観からセロトニン的価値観へ

出版社名 サンマーク出版
出版年月 2011年6月
ISBNコード 978-4-7631-3141-6
4-7631-3141-9
税込価格 1,540円
頁数・縦 204P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • セロトニン博士、生き方を説く!

    ストレスフルの現代、脳科学者・有田先生はセロトニンが脳内に分泌する生活習慣を取るように言い続けてこられました。3.11以後、私たちの生き方もセロトニン的価値観に軸足を置くように力説されてます。「無償」でもコミュニティや人に役立つ生き方をすれば、明るい未来が広がります!

    (2011年8月13日)

商品内容

要旨

22万部突破のベストセラー『脳からストレスを消す技術』の著者が満を持して贈る最新刊!話題の脳生理学者が語る、1日5分の「夢のストレス解消法」とは。

目次

1章 ストレスの原因は「価値観のズレ」にある(世界初の「壮大なストレス実験」でわかったこと
なぜ「ストレス」が減るほど「ストレスフル社会」は増えているのか ほか)
2章 脳には生まれつき「二つの価値観」が眠っている(ブータンやチベットはなぜ日本よりも幸せなのか
生活苦の若者ほど「脳のスイッチ」が入っている ほか)
3章 「脳ストレス」を消す生活習慣(一流のアスリートほど「一流の呼吸」をしている
なぜ「夜」ではなく「朝」の運動をおすすめするのか ほか)
4章 セロトニンを増やして「生き方」を見つける(東日本大震災が「共感脳」に与えた影響とは
なぜ「水戸黄門」はいつも視聴率がいいのか ほか)

おすすめコメント

前作は受けた「脳ストレス」を消すための、いわば「治療法」を解説した一冊でした。しかし、近年、私たちの受けるストレスはますます増加しています。そこで本書では、そもそも私たちがなぜ「脳ストレス」を感じてしまうのか、その原因を明らかにすることで、ストレスを感じること自体なくしてしまう方法を伝授しています。その方法とは、ひと言でいえば脳の「ドーパミン的価値観」を「セロトニン的価値観」に切り換えるということ。というのも、社会の価値観と、私たちの脳の価値観が「ズレ」ていることが、ストレスを感じる最大の原因だからです。ならば私たちの脳の価値観を正しく切り換えればストレスを感じること自体がなくなっていく――。それが、最新の脳科学によって導かれたのです。ストレスがなくなるばかりではありません。セロトニンは「アンチエイジング効果」「幸福感」といった私たちの生活にもっとも欠かせないものを与えてくれる物質だとわかったのです。「ドーパミン的価値観」から「セロトニン的価値観」へ。それが、1日たった5分で人生が輝きはじめる、まさに「夢のストレス解消法」なのです。

著者紹介

有田 秀穂 (アリタ ヒデホ)  
1948年、東京生まれ。東京大学医学部卒。東海大学病院で臨床に、筑波大学基礎医学系で脳神経の基礎研究に従事した後、ニューヨーク州立大学に留学する。「座禅(呼吸法)が心身に与える効能は、脳内セロトニン神経の働きで説明できる」という学説を提唱し、大きな注目を集めた「セロトニン研究」の第一人者。96年より、東邦大学医学部統合生理学教授。セロトニン道場代表としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)