ニューヨークで、石黒賢が1冊の絵本と出会った！とつぜん　おばさんに　ぎゅっと　されちゃったら。ぐにゅっと　したものを　ふんじゃったら。うまれたとき　かおが　かばだったら。ローラースケートの　とまりかたが　わからなかったら。ぼくが　うそを　ついちゃったら・・・。この『スケアリー』には、たくさんの懐かしい記憶、ちょっと笑えるおっかないことがいっぱい出てきます。本に登場する男の子の、ときに寂しそうな顔、ときに不安気な顔がなんとも微笑ましい―。この本を親子で頬をよせて、読み聞かせてあげてください。ページをめくる楽しさを教えてあげてください。そして、たまには自身のスケアリーを話してあげてください。