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北条氏邦と鉢形領支配 古文書を読む

出版社名 まつやま書房
出版年月 2015年4月
ISBNコード 978-4-89623-092-5
4-89623-092-2
税込価格 1,980円
頁数・縦 314P 21cm

商品内容

要旨

地域研究を重ね、戦国大名や、地域領主などの書状等の史料等を実際に読み込み解読、史料の年代比定を再確認しながら、それらの史料が語り伝える地域の戦国史を綴る試みを行う。北条氏邦が鉢形領経営に着手してから鉢形城の落城までに、北条氏邦や氏邦支配下の武将達がどのように関わり、活躍をし、生き抜いてきたかを中心に置いた後北条氏北進の歴史と、北条氏邦が支配してきた鉢形領の実態を描く。読解・掲載史料約200点。

目次

第1章 後北条氏北進の歴史(北武蔵支配への出発‐河越合戦
長尾景虎第一次出陣・北条氏康北武蔵制圧
後北条氏の反撃「秩父一乱」鎮圧
北条氏邦の鉢形城入城・後北条氏上野に進軍
武田信玄・上杉謙信との戦い
越相同盟再び破綻
上杉謙信、武蔵から撤退
用土新左衛門離反・武田氏滅亡、天下統一への圧力
神流川・金窪合戦
上野支配の完成に向かって―徳川氏との同盟
後北条氏の滅亡)
第2章 鉢形領の支配(鉢形領内武将の支配
鉢形領の軍別
戦国の民・その悲劇‐鉢形領内を中心として
領主と領民)

出版社・メーカーコメント

北条氏邦の鉢形領支配の流れは、後北条氏による関東支配の推移を如実に表しているので、関東の戦国史を理解する上で不可欠な研究テーマと考えられ、これまども多くの研究者が北条氏邦をテーマに数多くの論文を発表している。本書では、地域研究を重ね、戦国大名や地域領主などの書状等の資料等を実際に読み込み、解読して、史料の年代比定を再確認しながら、それらの史料が語り伝える地域の戦国史を綴る試みを行う。北条氏那が鉢形領経営に着手してから鉢形城の落城までに、北条氏那や氏那支配下の武将達がどのように関わり、活躍をし、生き抜いてきたかを中心においた後北条氏北進の歴史と、北条氏那が支配してきた鉢形領の実態を描く。

著者紹介

梅沢 太久夫 (ウメザワ タクオ)  
1945年埼玉県秩父郡東秩父村に生まれる。1968年埼玉大学教育学部卒業。1971年埼玉県立博物館に勤務。2000年埼玉県立歴史資料館長。2004年埼玉県立さいたま川の博物館長。2006年定年退職。元・埼玉県文化財保護協会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)