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ポピュラーカルチャーの詩学 日本語の文字に秘められたマルチモダリティ

出版社名 風間書房
出版年月 2019年5月
ISBNコード 978-4-7599-2285-1
4-7599-2285-7
税込価格 2,750円
頁数・縦 208P 21cm

商品内容

要旨

ビジュアルカルチャー、日本語・日本語文字の本質を探る。20世紀の国語学議論「文字とは何か」が21世紀のマルチモダリティ社会記号論でよみがえる。独創的な表現で、規範や既存の表現を変える力があるポピュラーカルチャーを対象に、日本語の文字が表出するマルチモーダルな意味表現を検討。世界一難解な表記体系を持つ日本語の教育に携わる人必読の書。

目次

序章 ビジュアル・カルチャーと日本語
第1章 ポピュラーカルチャーの詩学
第2章 複数の文字体系を持つ日本語
第3章 文字のマルチモダリティ
第4章 ルビ表現の詩学
第5章 ストーリー・マンガの詩学
第6章 ポピュラーソングの文字
第7章 マルチモーダル・コミュニケーション能力と言語教育
終章 文字とは何か

著者紹介

松田 結貴 (マツダ ユキ)  
大阪府に生まれる。南カリフォルニア大学大学院(言語学専攻)博士課程修了。学位:言語学博士Ph.D.(The University of Southern California)。現職:米国テネシー州立メンフィス大学外国言語・文学学科准教授日本語プログラム主任。専門領域:日本語教育・言語学・日本語学。主な社会・教育活動:米国ETS(Education Testing Service)・カレッジボード、AP日本語開発委員会初代委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)