• 本

下山事件 最後の証言

出版社名 祥伝社
出版年月 2005年7月
ISBNコード 978-4-396-63252-6
4-396-63252-5
税込価格 2,200円
頁数・縦 452P 20cm

商品内容

文学賞情報

2006年 第59回 日本推理作家協会賞受賞

要旨

「あの事件をやったのはね、もしかしたら、兄さんかもしれない…」祖父の二三回忌の席で、大叔母が呟いた一言がすべての発端だった。昭和二四年(一九四九)七月五日、初代国鉄総裁の下山定則が三越本店で失踪。翌六日未明、足立区五反野の常磐線上で轢死体となって発見された。戦後史最大のミステリー「下山事件」である。陸軍の特務機関員だった祖父は、戦中戦後、「亜細亜産業」に在籍していた。かねてからGHQのキャノン機関との関係が噂されていた謎の組織である。祖父は何者だったのか。そして亜細亜産業とは。親族、さらに組織の総帥へのインタビューを通し、初めて明らかになる事件の真相。

目次

第1章 血族
第2章 証言
第3章 総帥・矢板玄
第4章 検証
第5章 下山総裁はなぜ殺されたのか
終章 慟哭

出版社
商品紹介

著者の祖父と「下山事件」の微妙なリンク。戦後最大の謎の様々な証言を、追い求めた。

おすすめコメント

私の祖父は実行犯なのか?戦後史最大の謎。半世紀を超えてついに核心に迫る親族の生々しい証言!「約束しろ。おれが死ぬまで書くな!」祖父の盟友にして某特務機関の総帥は言った。真相を知る祖父の弟、妹、そして彼も没した今、私は当事者から取材したすべてを語ろう。

出版社・メーカーコメント

私の祖父は実行犯なのか? 戦後史最大の謎。半世紀を超えてついに核心に迫る親族の生々しい証言。「約束しろ。おれが死ぬまで書くな!」 祖父の盟友にして某特務機関の総師は言った。真相を知る祖父の弟、妹、そして彼も没した今、私は当事者から取材したすべてを語ろう。「あの事件をやったのはね、もしかしたら、兄さんかもしれない・・・・」 祖父のニ三回忌の席で、大叔母が呟いた一言がすべての発端だった。昭和ニ四年(一九四九)七月五日、初代国鉄総裁の下山定則が三越本店で失踪。翌六日未明、足立区五反野の常磐線上で轢死体(れきしたい)となって発見された。戦後史最大のミステリー「下山事件」である。陸軍の特務機関員だった祖父は、戦中戦後、「亜細亜産業」に在籍していた。かねてからGHQのキャノン機関との関係が噂されていた謎の組織である。祖父は何者だったのか。そして亜細亜産業とは。親族、さらに組織の総師へのインタビューを通し、初めて明らかになる事件の真相!

著者紹介

柴田 哲孝 (シバタ テツタカ)  
1957年、東京に生まれる。日本大学芸術学部中退。1986〜88年、パリ〜ダカール・ラリーに参戦。毎年、海外の秘境へ釣行するアウトドア派でもある。日本推理作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)