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悪道 御三家の刺客

講談社文庫 も1−98

出版社名 講談社
出版年月 2015年10月
ISBNコード 978-4-06-293217-2
4-06-293217-2
税込価格 880円
頁数・縦 405P 15cm

商品内容

要旨

天下泰平の江戸に、神隠しが横行。伊賀の末裔・流英次郎が拉致から救った女は阿芙蓉の中毒に苦しんでいた。品川宿では女郎が異人の子を孕み、禁断の麻薬は大奥に忍び込む。海商と組み、密貿易や人身売買に手を染めるのは、あろうことか御三家か。幕府の屋台骨を揺るがす絶望的事態に英次郎一統が立ち向かう!

おすすめコメント

江戸で頻発する神隠し。その正体に迫った伊賀の末裔、流英次郎は、阿芙蓉に侵された幕府高官や吉原の花魁たちの実態を知る。麻薬と人身売買の恐るべき網を編み上げ、鎖国令を破るのは何者か。進めば抹殺、退けば暗殺。将軍の意を受けてとはいえ、巨大な組織を前に、英次郎一統はなすすべなし。海外からの最強の刺客が英次郎に迫る! シリーズ第三弾!

著者紹介

森村 誠一 (モリムラ セイイチ)  
1933年埼玉県熊谷市生まれ。青山学院大学卒。9年余のホテルマン生活を経て、1969年に『高層の死角』で江戸川乱歩賞を、1973年に『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞を受賞。1976年、『人間の証明』でブームを巻き起こし全国を席捲、『悪魔の飽食』で731部隊を告発して国際的な反響を得た。『忠臣蔵』など時代小説も手がけ、精力的な執筆活動を行なっている。2004年、第7回日本ミステリー文学大賞を受賞。デジカメ片手に俳句を起こす表現方法「写真俳句」も提唱している。2011年、講談社創業100周年記念書き下ろし作品『悪道』で、吉川英治文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)