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悲しみの港 下

P+D BOOKS

出版社名 小学館
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-09-352264-9
4-09-352264-2
税込価格 660円
頁数・縦 323P 19cm
シリーズ名 悲しみの港

商品内容

要旨

東京から故郷の藤枝に舞い戻ってきた及川晃一は、父の会社の事務員・三輪静枝と出会う。晃一の書いた小説を静枝が借り出して読んでいることを知り、二人の距離は急接近していくのだが、静枝にはすでに婚約者がいた。晃一に心を寄せつつも、結局、静枝は婚約者の求婚を受け入れ、会社を辞めて北へ旅立つ。だが、惹かれ合う二人は送別会の夜、ついに結ばれるのだった…。「内向の世代」の代表的作家・小説国夫の自伝的長編小説の後編。

出版社・メーカーコメント

北へ旅立つ静枝と及川晃一の「一夜の情事」故郷の静岡県藤枝で若き小説家が探し求める自我の新しい船出。東京から故郷の藤枝に舞い戻ってきた及川晃一は、父の会社の事務員・三輪静枝と出会う。晃一の書いた小説を静枝が借り出して読んでいることを知り、二人の距離は急接近していくのだが、静枝にはすでに婚約者がいた。晃一が現れたけれど、結局、静枝は婚約者の求婚を受け入れ、会社を辞めて北へ旅立つという。だが、惹かれ合う二人は送別会の夜、ついに結ばれるのだった。朝日新聞に連載された「内向の世代」の代表的作家・小川国夫の自伝的長編小説の後編。1994年、第5回伊藤整文学賞受賞作。

著者紹介

小川 国夫 (オガワ クニオ)  
1927年(昭和2年)12月21日‐2008年(平成20年)4月8日、享年80。静岡県出身。1986年『逸民』で第13回川端康成文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)