• 本

舌の上の散歩道

小学館文庫 た11−5

出版社名 小学館
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-09-407145-0
4-09-407145-8
税込価格 770円
頁数・縦 291P 15cm

商品内容

要旨

名著『パイプのけむり』シリーズで知られる稀代の名随筆家にして日本を代表する作曲家の著者が、世界中を旅して味わってきた奥深い食の記録をまとめた一冊。時にユーモラスに、時に哲学的に綴られる考察は一話一話ごとに心とお腹に強く染みてくる。海外の長い旅から帰った時に無性に食べたくなったのは海老の鬼がら焼き…「僕の日本回帰」、島で海亀の肉を料理する未亡人が語った人生とは…「海亀」、文化大革命時代の広州で飲んだ秘酒…「虎骨木瓜酒」、名画と河豚の食べ方を考える…「最後の晩餐」ほか六十九編。

目次

舌の上の散歩道
あざらし
羊・羊・羊
“名も知れぬ”
海藻
草の味
僕の日本回帰
海亀/香港の蟹
秋の桜〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

稀代の食随筆の名手である作曲家團伊玖磨氏の幻の名著が没後二〇年を機に装いも新たに登場。過去に食べた五万五千食の中で思い出深い食事をユーモアたっぷりに描いた贅沢な一冊。解説はエッセイストの平松洋子さん。

著者紹介

團 伊玖磨 (ダン イクマ)  
1924年、東京生まれ。作曲家。祖父は男爵・團琢磨氏。名随筆家として知られ、三十七年間にわたり書き続けられた『パイプのけむり』シリーズは大人気を博した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)