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ツチノコの民俗学 妖怪から未確認動物へ

出版社名 青弓社
出版年月 2008年8月
ISBNコード 978-4-7872-2029-5
4-7872-2029-2
税込価格 2,200円
頁数・縦 267P 19cm

商品内容

要旨

江戸期には「妖怪」として畏怖されたツチノコは、1970年代に「幻のヘビ」として全国を騒がせ、「未確認動物」になってマンガや子ども向けの読み物で描かれて、いまも実在と不在の渦のなかで夢を与えつづけている。民間伝承では恐怖の存在だったツチノコがマンガや観光資源になり、海外でも受容されるようになるまでの足跡をたどる。

目次

第1章 ツチノコの正体(蛇の妖怪ツチノコ
蛇とうなぎとムカデの頭 ほか)
第2章 ツチノコ談義(ツチノコ余話
本草書の怪蛇 ほか)
第3章 『逃げろツチノコ』を捕まえる(『逃げろツチノコ』の時代
ツチノコの誕生 ほか)
第4章 ツチノコが歩んだ道(少年マンガとツチノコ
水木しげるが描いた「つちのこ」 ほか)

著者紹介

伊藤 龍平 (イトウ リョウヘイ)  
1972年、北海道生まれ。台湾・南台科技大学教員。専攻は伝承文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)