商品内容
要旨 |
太平洋戦争の終戦から10年余の時を経た昭和31年、国内政治の民主化と自主外交を旗印にした石橋湛山政権が誕生した。だが、わずか65日の短命で終わる―。そして、日本は自主性なき外交の道を歩み出した。戦前・戦中から一貫して小日本主義、反ファシズムを唱え続けた反骨の言論人が、戦後、政治家の道を歩み、首相の座を降りるまでの激動の保守政治の史実を克明に描き、短命に終わった“まぼろしの政権”が日本人に投げかけた謎に迫るノンフィクション。新型コロナウイルスの未曽有の危機が立ち去った後、日本の前途は洋々たり、と歩むために立ち返るべき、もう一つの戦後史! |
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目次 |
はじめに ある自由主義者の歩み |
出版社・メーカーコメント
昭和史研究の第一人者が65日の短命に終わった石橋政権が投げかけた謎に迫る。日本が自主外交の道を歩むために立ち返るべき戦後史。