「檄文」の日本近現代史 二・二六から天皇退位のおことばまで
朝日新書 839
出版社名 | 朝日新聞出版 |
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出版年月 | 2021年10月 |
ISBNコード |
978-4-02-295143-4
(4-02-295143-5) |
税込価格 | 1,001円 |
頁数・縦 | 332P 18cm |
商品内容
要旨 |
混迷を極める現代史の闇に埋もれた、「檄文」に秘められた真実とは?本書で紹介する「檄文」は、訴状、蹶起趣意書、宣言、遺書、碑文、天皇のおことばなど、さまざまである。訴えた人間の有名無名にかかわらず、そのすべてにおいて、歴史という舞台に命を賭けて自己の主張を刻み込もうとした人間たちの叫びが込められている。彼らの意図と歴史的評価の違いを鮮やかに浮かび上がらせ、新たな視点から現代史を精緻な筆致で読み解く。 |
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目次 |
御聖示を賜りたく―天皇直訴事件 |
出版社・メーカーコメント
2.26事件の蹶起趣意書、三島由紀夫の「檄」など、昭和史に残る檄文に秘められた真実に迫る。象徴としてのお務めについての天皇(現上皇)陛下のおことば、亡くなった翁長前沖縄県知事の信念など、印象に残る平成のメッセージについても論じる。