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幻想の都鎌倉 都市としての歴史をたどる

光文社新書 1198

出版社名 光文社
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-334-04607-1
4-334-04607-X
税込価格 902円
頁数・縦 198P 18cm

商品内容

要旨

「武家の古都・鎌倉」が世界遺産として認められないのはなぜか―都市鎌倉の通史からその実像を見る。

目次

第1章 紀元前〜鎌倉前期―源氏以前、源氏以後(二万年前から鎌倉には人がいた
縄文時代の集落 ほか)
第2章 鎌倉中期〜室町後期―北条の都から戦国の鎌倉へ(都市鎌倉を整えた北条泰時
将軍御所の移転 ほか)
第3章 近世―観光名所化する鎌倉(鎌倉に殿様はいなかった
近世の「鎌倉中」 ほか)
第4章 近代―幻想の古都(神仏分離と寺院の困窮
海水浴場と保養地 ほか)

出版社・メーカーコメント

和食・和菓子・民芸品・人力車などなど「日本の伝統文化」風の商売が満ち溢れてはいるが、それは日本各地の観光地で見られる一般的な「和テイスト」に過ぎず、鎌倉独自の歴史が反映されたものはほとんどない。ましてや、江戸時代以来の街並みが残されているわけでもない。実は、現在の小町通りの商店街が形を見せるのは、近代の昭和になってからなのである。町なかのあちこちで見かけられるおしゃれな洋館やレトロな商店は、鎌倉散歩の魅力の一つではあるが、これまた明治以降のもの、多くは昭和になってからの建物である。つまり、現在の鎌倉が、江戸時代以前の鎌倉の姿をどれほど伝えているのかは、はなはだ心もとないのである。

著者紹介

高橋 慎一朗 (タカハシ シンイチロウ)  
1964年、神奈川県生まれ。東京大学史料編纂所教授。東京大学文学部国史学科卒業後、東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(文学)。専門は日本中世史、都市史。神奈川県立湘南高校在学中から古都鎌倉の魅力に親しむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)