• 本

ここにひとつの□がある

角川ホラー文庫 な8−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-04-114309-4
4-04-114309-8
税込価格 770円
頁数・縦 249P 15cm

商品内容

要旨

フリマアプリで、「カシルさま専用」として箱を出品すると、必ず落札される。しかし、カシル様への箱には、何も入れてはならないという決まりがあった。中にメッセージカードを入れた生徒の運命とは(「カシル様専用」)。このクロスワードは普通のものとは違う…。それに気づいた時には、もう戻れない(「穴埋め作業」)。あなたの恐怖の概念が塗り替わる8編が詰まった、連作短編集。読んでいると浮かび上がってくる、□とはいったい―。

出版社・メーカーコメント

フリマアプリで、「カシル様専用」として箱を出品すると、必ず落札される−−。ある学校で流行っていたちょっとしたお小遣い稼ぎ。しかし、これにはある決まりがあった。カシル様への箱には、中に何も入れてはならない。中にうっかりメッセージカードを入れてしまった男子生徒の運命とは。(「カシル様専用」)「すべてのことばをみつけてつなげよう!」 何の変哲もないクロスワードパズル。あなたはそれを解いていたはずだった。普通のパズルとは違うと気づいた瞬間には、もう元には戻れない。(「穴埋め作業」)あなたの世界を侵蝕する、箱、はこ、ハコ、□……。新進気鋭のホラー作家が描く、恐怖の連作短編集!

著者紹介

梨 (ナシ)  
主にインターネットを中心に活動するホラー作家。2022年、『かわいそ笑』で書籍デビュー。「その怪文書を読みましたか」「行方不明展」といった展覧会などを手がけ、文筆だけにとどまらない幅広い活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)