• 本

幕末維新史への招待 全国諸藩編

出版社名 山川出版社
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-634-15253-3
4-634-15253-3
税込価格 1,980円
頁数・縦 271P 19cm
シリーズ名 幕末維新史への招待

商品内容

要旨

「尊王」「佐幕」では割りきれない―。国元で、京都で、生き残りをかけたそれぞれの戦い!朝廷・幕府・諸藩の関係が目まぐるしく変化した幕末期、19藩の知られざる動向から、幕末政治史の全体像を理解する!

目次

第1部 親藩・譜代編(【水戸藩】「尊王攘夷」の虚と実、その光と影
【尾張藩】「親藩」としての行動を体現した新政府への参加
【会津藩】朝幕関係の「濾過装置」がもった政治的影響力の実態
【福井藩】近代日本のミドルクラスを醸成した教育改革
【加賀藩】徳川家との緊密なつながりと、貫徹された「正義」
【彦根藩】井伊直弼の名誉回復を願って結束した中下士層
【長岡藩】公武合体を見据えた「中立」という選択)
第2部 西南雄藩編(【芸州藩】薩長と並ぶ倒幕の中心は、なぜ新政府で影を潜めたのか
【長州藩】王政復古史観により創られた「過激派」イメージの検証
【土佐藩】真の主役・山内容堂に光をあててみえてくるもの
【対馬藩】日朝通交と幕末政治史はどうリンクしたのか
【福岡藩】藩政を左右した藩主と家臣の複雑な関係性
【佐賀藩】新政府中枢の一角は、ほんとうに倒幕勢力だったのか
【肥後藩】幕末京都における薩摩藩批判勢力の中心的存在
【薩摩藩】島津宗家(久光)の動向からみる真の幕末史)
第3部 東北諸藩編(【仙台藩】「奥羽の大藩」はなにを考えていたのか
【米沢藩】維新後にも現れた探索周旋活動の成果
【庄内藩】幕府への失望を抱えた「譜代第一」の命運
【秋田藩】戊辰戦争の「勝利」が引き起こした禍根
【版籍奉還】藩はどのようにしてなくなったのか)

出版社・メーカーコメント

朝廷・幕府・諸藩の関係が目まぐるしく変化した幕末期、19 藩の知られざる動向から、幕末政治史の全体像を理解する!

著者紹介

町田 明広 (マチダ アキヒロ)  
1962年、長野県出身。佛教大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、神田外語大学教授、日本研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)