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ジブリの哲学 変わるものと変わらないもの

出版社名 岩波書店
出版年月 2011年8月
ISBNコード 978-4-00-023495-5
4-00-023495-1
税込価格 2,090円
頁数・縦 287P 20cm

商品内容

要旨

世界中で愛されているアニメーション映画を、どのように作ってきたのか。そこには人との出会いがあり、大好きな映画を観てきた日々があり、プロデューサーとしての「戦略」がある。さらに、異分野・異世代の人たちと頻繁に語りあい、堀田善衛、加藤周一など時代をつくった人たちからも、直接に多くのことを学んできた。そして宮崎駿監督、高畑勲監督との日常の何気ない会話から生まれてきたことも…。ものづくりの愉しさと、著者の熱い思いが伝わってくる、ドキュメントエッセイ。

目次

1 ぼくらが考えてきたこと―ジブリ草創期から『千と千尋の神隠し』まで(スタジオジブリの一〇年
“町工場”ジブリ―『千と千尋』はディズニーに勝った ほか)
2 魅力のありかを伝えるために―ジブリ作品と制作者たちのこと(先輩後輩
イメージ・アルバムを作ろう ほか)
3 出逢った人 語り合った人(徳間社長と野間宏
公私混同の人 ほか)
4 時代の空気を吸いながら―我が履歴(家の履歴僕の経歴
受け身と消極の人生―小学生で観た『大菩薩峠』 ほか)

著者紹介

鈴木 敏夫 (スズキ トシオ)  
株式会社スタジオジブリ代表取締役プロデューサー。1948年名古屋市生まれ。72年慶応義塾大学文学部卒業後、徳間書店に入社。『週刊アサヒ芸能』を経て、78年アニメーション雑誌『アニメージュ』の創刊に参加。副編集長、編集長を12年あまり務めるかたわら、84年『風の谷のナウシカ』、86年『天空の城ラピュタ』、88年『火垂るの墓』『となりのトトロ』、89年『魔女の宅急便』など一連の高畑勲・宮崎駿作品の製作に関わる。85年にはスタジオジブリの設立に参加、89年からスタジオジブリの専従に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)