• 本

自発的隷従の日米関係史 日米安保と戦後

出版社名 岩波書店
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-00-061551-8
4-00-061551-3
税込価格 3,520円
頁数・縦 178,30P 20cm

商品内容

要旨

日米関係を「対等な関係」とは程遠いものにさせている原因は何なのか。戦後から今日に至る日本政府の「対米追随」は、どのようにして「日本が望んだ」ものとされていったのか。日米安保体制の歴史的構造を、アメリカ史と日米関係史の観点から多角的に明らかにし、日本とアメリカの両者がたどった複雑な歩みを炙り出す。

目次

第1部 日米関係とアメリカ史(日米関係史の接近法と基本的視点
日本が付き合う米国とはどのような国か
変わりそうで変わらない米国の深層文化)
第2部 強いられた「自発的隷従」(日米関係の新スタート
日米から見える「一九五〇年代」という時代)
第3部 「自発的隷従」の固定化(ライシャワーと日米新時代
文化外交としての日米文化教育交流会議
ガリオア・エロア返済金問題と日米関係 ほか)

出版社・メーカーコメント

日米関係を「対等な関係」とは程遠いものにさせている原因は何なのか。戦後から今日に至る日本政府の「対米追随」は、どのようにして「日本が望んだ」ものとされていったのか。日米安保体制の歴史的構造を多角的な観点から明らかにし、日米関係の新たな構図を描き出す。ジョン・ダワー推薦!

著者紹介

松田 武 (マツダ タケシ)  
1945年生まれ。1979年、ウィスコンシン大学大学院歴史学研究科修了(Ph.D.)。京都外国語大学・京都外国語短期大学教授、前学長。専攻はアメリカ史、アメリカ対外関係史、日米関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)