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お葉の医心帖 〔4〕

きずなの百合

角川文庫 時-あ124-4

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-04-116205-7
4-04-116205-X
税込価格 902円
頁数・縦 305P 15cm
シリーズ名 お葉の医心帖

商品内容

要旨

天涯孤独の少女・お葉が、町医者・道庵の診療所を手伝い始めて1年半が経つ。医術を志して励む日々の中で、他の医者に治せないと見放された旗本の奥方がやって来る。患者を見捨てたのは、因縁のある御典医だった。診療所で治療を引き受けたものの、病状は改善せず、人知れず悩む道庵に、弟子として寄り添うお葉がかけた言葉とは―。師弟として、家族としての絆を育んでいく2人に涙する。胸が温まる、書き下ろし時代医療小説!

出版社・メーカーコメント

絵師として生きていきたい彼女だが、早く嫁に行ってほしい父に反発していた。女絵師と父親との葛藤を窺いながら、道庵もつい「女は嫁にいったほうが幸せになる」と意見し、お葉が初めて道庵に反発する--。

著者紹介

有馬 美季子 (アリマ ミキコ)  
2016年、『縄のれん福寿』(祥伝社文庫)で時代小説デビュー。2021年、第10回日本歴史時代作家協会賞の文庫シリーズ賞を「はないちもんめ」シリーズ、「はたご雪月花」シリーズ(光文社文庫)で受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)