商品内容
| 要旨 |
『徒然草』といえば余りに名高い古典、研究し尽され最早疑問の余地などないかに見える。だが果してそうだろうか。例えば「つれづれ」とは何か。「ものぐるほしけれ」とは?また「うしのつの文字」とは。次々問いを発するとき通説は急にその安定を失う。博大な学殖によるテキストの読み、重厚な論理的追究、著者の驚くべき炯眼は、見過されてきた真実を紙背から鮮明に炙り出す。真に独創的な現代の名著。 |
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| 目次 |
序章 文献学的解釈の基礎 |



出版社・メーカーコメント
「徒然」とは何か「ものぐるほしけれ」とは博大な学殖による読みと重厚な論理的追究がこれまで見過されていた思いがけぬ真実を照し出す.136段「塩の偏」159段「蜷貝」の誤読の歴史が初めて正される