ひとひらの雪
渡辺淳一恋愛小説セレクション 7
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2016年10月 |
ISBNコード |
978-4-08-781592-4
(4-08-781592-7) |
税込価格 | 3,520円 |
頁数・縦 | 701P 20cm |
商品内容
要旨 |
愛は、ひとひらの雪にも似て、儚いものなのか?著名な建築家、伊織祥一郎は、妻子とは別居中。秘書の笙子と不倫関係にありながら学生時代の友人の妹、霞にも惹かれていく。一方、霞には年の離れた夫がいる。複雑に絡み合う愛の行方。結婚とは?愛の持続とは?深く考えさせられる1冊。 |
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出版社・メーカーコメント
建築家・伊織祥一郎は、部下である相沢笙子と4年に及ぶ愛人関係にある。妻子とは別居状態だが、業界では第一線の 華やかな存在であり、笙子との仲も順調である。そんなある日、伊織は亡き友人の妹で、美貌の人妻・高村霞と15年ぶりに 再会する。ふたりは惹かれあい、情事を重ねることに。若々しい魅力をもつ笙子と楚々とした風情の中に淫らさを秘めた霞、 ふたりの間で揺れる伊織だが、次第に霞との官能的な関係にのめり込んでいく。長らくもめていた妻との離婚が成立し、 笙子は事務所を辞め元同僚との結婚に踏み切り、ようやくひとりになった伊織だが、愛する霞は思わぬ悲劇に見舞われていた……。 ひとひらの雪のようにはかない男女の愛の形を描いた傑作長編。解説は樹のぶ子。