
文人悪食
新潮文庫
| 出版社名 | 新潮社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2000年9月 |
| ISBNコード |
978-4-10-141905-3
(4-10-141905-1) |
| 税込価格 | 935円 |
| 頁数・縦 | 562P 16cm |
商品内容
| 要旨 |
「何か喰いたい」臨終の漱石は訴え、葡萄酒一匙を口に、亡くなった。鴎外はご飯に饅頭を乗せ、煎茶をかけて食べるのが好きだった。鏡花は病的な潔癖症で大根おろしも煮て食べたし、谷崎は鰻や天ぷらなど、こってりした食事を愉しんだ。そして、中也は酒を食らって狂暴になり、誰彼構わず絡んでいた。三十七人の文士の食卓それぞれに物語があり、それは作品そのものと深く結びついている。 |
|---|---|
| 目次 |
夏目漱石―ビスケット先生 |

