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アメリカはなぜ戦争に負け続けたのか 歴代大統領と失敗の戦後史

出版社名 中央公論新社
出版年月 2019年8月
ISBNコード 978-4-12-005224-8
4-12-005224-9
税込価格 3,520円
頁数・縦 347P 20cm

商品内容

要旨

ケネディのヴェトナム戦争からブッシュの対テロ戦争、トランプの登場まで、自ら始めた戦争でなぜ勝てないのか。戦後アメリカ版「失敗の本質」。

目次

序章 戦時に形作られるシンプルな真実
第1章 なぜ失敗するのかを分析的に考える
第2章 ソ連、ヴェトナムへの道―J.F.ケネディ
第3章 泥沼化するヴェトナム―L.ジョンソン、R.ニクソン、J.カーター
第4章 悪の帝国とスターウォーズ計画―R.レーガン
第5章 冷戦終結から第一次湾岸戦争へ―G.H.W.ブッシュ
第6章 ソマリア内戦、ユーゴスラヴィア紛争―W.J.クリントン
第7章 対テロ戦争―G.W.ブッシュ
第8章 バラク・オバマからドナルド・トランプへ
第9章 どうしたら勝てるのか―歴史が答えを教えてくれる
第10章 将来への道―健全な戦略的思考への頭脳ベース・アプローチ

おすすめコメント

第二次世界大戦の終結以降、アメリカは自らが始めたすべての戦争で敗北し、遂行した軍事介入に失敗してきた。それはなぜなのか?本書は、この最も悩ましい疑問に取り組む。失敗の記録は時間の経過とともに日常に埋もれてしまい、アメリカ人はこの疑問を考えようともしない。

著者紹介

ウルマン,ハーラン (ウルマン,ハーラン)   Ullman,Harlan K.
米戦略国際問題研究所(CSIS)、アトランティック・カウンシルのシニア・アドバイザー。1941年生まれ。米海軍士官学校卒業。ハーバード大学(国際政治・金融)、タフツ大学(法律・外交)で博士課程修了。安全保障の専門家として、米政府や経済界に助言し、米国内外のメディアに出演している。米国国防大学特別上級顧問、欧州連合軍最高司令官管轄下の戦略諮問委員会メンバーも務める
中本 義彦 (ナカモト ヨシヒコ)  
静岡大学教授。1965年生まれ。ヴァージニア大学政治学部博士課程修了、Ph.D.(国際関係論)
田口 未和 (タグチ ミワ)  
翻訳家。上智大学外国語学部卒業。新聞社勤務を経て翻訳業に就く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)