• 本

不況のメカニズム ケインズ『一般理論』から新たな「不況動学」へ

中公新書 1893

出版社名 中央公論新社
出版年月 2007年4月
ISBNコード 978-4-12-101893-9
4-12-101893-1
税込価格 858円
頁数・縦 223P 18cm

商品内容

要旨

長期にわたった景気の低迷に対して、小泉内閣が行った「構造改革」は有効な措置といえるのか。経済学者間の意見は対立し続け、経済学への信頼までも揺らいでいる。ケインズは一九三〇年代の世界不況を目の当たりにして主著『雇用・利子および貨幣の一般理論』を執筆した。本書はその欠陥も明らかにしつつ、ケインズが論証することに失敗した「不況のメカニズム」を提示し、現代の経済政策のあり方を問うものである。

目次

第1章 ケインズ経済学の基本構造(二つの不況観
需要不足のメカニズム ほか)
第2章 失業と需要不足(新古典派経済学の特徴
貯蓄と投資の不一致 ほか)
第3章 利子と貨幣(投資の決定要因
何が利子を決めるのか ほか)
第4章 景気循環と経済政策のあり方(賃金の変動と景気循環
不況下の経済政策)
第5章 不況理論の再構築(何がわかり、何が残されたか
新しい不況理論 ほか)

著者紹介

小野 善康 (オノ ヨシヤス)  
1951(昭和26)年、東京都生まれ。73年、東京工業大学工学部社会工学科卒業。79年、東京大学大学院修了(経済学博士)。武蔵大学助教授、大阪大学教授、東京工業大学教授を経て、99年より大阪大学社会経済研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)