
日本の童貞
文春新書 316
| 出版社名 | 文藝春秋 |
|---|---|
| 出版年月 | 2003年5月 |
| ISBNコード |
978-4-16-660316-9
(4-16-660316-7) |
| 税込価格 | 836円 |
| 頁数・縦 | 269P 18cm |
商品内容
| 要旨 |
女性からは「オタクっぽい」「不潔」と蔑まれ、医学者からは「包茎だから」「パーソナリティが未発達」と病人扱い。初体験を済ませたら一刻も早く忘れ去りたい、そして未経験なら隠していたい―だが、そんな「童貞」も一九二〇年代にはカッコいいと思われていた。戦前から戦後にかけての童貞にまつわるイメージの変遷のなかに、恋愛とセックスが強固に結びつき、男が女によって値踏みされるようになった日本社会の、性観念の変化を読みとる。 |
|---|---|
| 目次 |
第1章 「新妻にささげる贈り物」としての童貞―一九二〇年代の学生たち |


おすすめコメント
昔はカッコイイと礼賛され、今では恥ずかしいと蔑まれる。価値観の変化から見えてくる日本人の「性」とは?