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豪傑組

文春文庫 歴史小説傑作集 3

出版社名 文藝春秋
出版年月 2004年12月
ISBNコード 978-4-16-713546-1
4-16-713546-9
税込価格 692円
頁数・縦 402P 16cm

商品内容

要旨

江戸時代、文政天保期の九州・柳川藩の剣に生きた男たちの激烈にして痛快な生き方を活写した表題作の他、越前松平家のお家騒動の顛末を描いた「越前騒動」「忠直卿行状記」、戦国を生き抜いた武将たちの非情な運命を綴った「一色崩れ」等、武士のありようとは、如何にあるべきかを問う全九篇の短篇集。

著者紹介

海音寺 潮五郎 (カイオンジ チョウゴロウ)  
明治34(1901)年、鹿児島県に生れる。国学院大学を卒業後、指宿や京都で中学校教師を務めるかたわら創作にはげむ。「サンデー毎日」大衆文芸賞受賞を機に、執筆生活に入る。昭和11年、『天正女合戦』で第3回直木賞を受賞し、文名を不動のものとした。和漢の書にあまねく通じ、綿密な時代考証の上に、独自の史観を展開し、小説に随筆に新たな領域を拓き、多くの著作を残した。昭和52年12月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)