• 本

うつくしい子ども

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 2001年12月
ISBNコード 978-4-16-717405-7
4-16-717405-7
税込価格 660円
頁数・縦 285P 16cm
シリーズ名 うつくしい子ども

商品内容

要旨

緑豊かなニュータウンを騒然とさせた九歳の少女の殺人事件。犯人として補導されたのは、ぼくの十三歳の弟だった!崩壊する家族、変質する地域社会、沈黙を守る学校…。殺人者のこころの深部と真実を求めて、十四歳の兄は調査を始める。少年の孤独な闘いと成長を痛ましくもみずみずしく描く、感動のミステリー。

出版社・メーカーコメント

13歳の弟は猟奇殺人犯!? 兄の孤独な闘いが始まる 弟が九歳の女児を絞殺。逮捕の瞬間から、街に家族の居場所は無くなった。でも僕はここで闘う。弟を凶行に駆り立てた何かを探して 緑豊かなニュータウンを騒然とさせた九歳の少女の殺人事件。犯人として補導されたのは、<ぼく>の十三歳の弟だった!崩壊する家族、変質する地域社会、沈黙を守る学校……。殺人者のこころの深部と真実を求めて、十四歳の兄は調査を始める。少年の孤独な闘いと成長を痛ましくもみずみずしく描く、感動のミステリー。解説・村上貴史

著者紹介

石田 衣良 (イシダ イラ)  
1960年、東京生まれ。成蹊大学経済学部卒業、広告制作会社を転々とした後フリーランスのコピーライターに。97年9月、「池袋ウエストゲートパーク」で第36回オール読物推理小説新人賞を受賞。生き生きとした語り口と現在を映しだすエッジの鋭さが高い評価を受けた。受賞作に続篇3篇を加えた『池袋ウエストゲートパーク』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)