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森繁の重役読本 新装版

文春文庫 む1−25

出版社名 文藝春秋
出版年月 2012年5月
ISBNコード 978-4-16-727724-6
4-16-727724-7
税込価格 586円
頁数・縦 218P 16cm
シリーズ名 森繁の重役読本

商品内容

要旨

この本は、作・向田邦子、朗読・森繁久彌の名コンビで2448回も続いたラジオエッセイの台本から選りすぐりを再編集したものである。森繁久彌が“手品”と絶賛した会話術と視点から、昭和の豊かな人間模様を甦らせた本書は、向田邦子の本格的デビュー作であり、後に名作と謳われる小説・エッセイの種が随所に鏤められた傑作である。

目次

1 重役の金婚式
2 重役またぎ
3 重役の休暇
4 重役の茶碗
5 重役の払い下げ物資
6 重役の上陸作戦
7 重役の動詞

出版社・メーカーコメント

作・向田邦子、朗読・森繁久彌の名コンビによるラジオドラマの台本から選りすぐった71本を収録。向田邦子の原点ともいうべき脚本。

著者紹介

向田 邦子 (ムコウダ クニコ)  
昭和4(1929)年東京生まれ。実践女子専門学校国語科卒業。映画雑誌編集記者を経て放送作家になりラジオ・テレビで活躍。代表作に「だいこんの花」「七人の孫」「寺内貫太郎一家」「阿修羅のごとく」等がある。55年に初めての短篇小説「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」で第83回直木賞を受賞し作家活動に入ったが、56年8月航空機事故で急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)