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烈士と呼ばれる男 森田必勝の物語

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 2003年6月
ISBNコード 978-4-16-756707-1
4-16-756707-5
税込価格 618円
頁数・縦 265P 16cm

商品内容

要旨

「ここまできて三島がなにもやらなかったら、おれが三島を殺る」―三島由紀夫と死を共にした青年・森田必勝は、いかにしてその胸底に死を育て、また三島はなぜ彼を受け入れたのか。異様な生彩を放つ短い生涯を史伝文芸の味わい豊かに描きつつ、遺族、友人などへの丹念な取材により、日本を震撼させた大事件の真相に迫る力作。

目次

第1章 名物学生
第2章 ノサップ
第3章 惜別の時
第4章 市ヶ谷台にて
第5章 野分の後

著者紹介

中村 彰彦 (ナカムラ アキヒコ)  
昭和24(1949)年栃木県生れ。東北大学文学部国文学専攻卒業。昭和48年から平成3年までの文芸春秋勤務の後、文筆生活に入る。昭和62年「明治新選組」で第10回エンタテインメント小説大賞受賞、平成5年「五左衛門坂の敵討」で第1回中山義秀文学賞、そして6年「二つの山河」で第111回直木賞を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)