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妖怪・憑依・擬人化の文化史

出版社名 笠間書院
出版年月 2016年2月
ISBNコード 978-4-305-70797-0
4-305-70797-7
税込価格 2,420円
頁数・縦 350P 21cm

商品内容

要旨

古代から現代、『日本書紀』から『妖怪ウォッチ』まで、文学・絵画・民俗資料や小説・マンガ等の中で、異類はどのように表現され、背後にどのような文化的要素があったのか。異類の文化を解き明かす初の入門書!参考文献ガイド、異類文化史年表付!

目次

総論 異類文化学への誘い
1 妖怪(総説 描かれる異類たち―妖怪画の変遷史
前近代から現代へ 変貌するヌエ
現代から前近代へ ゆるキャラとフォークロア―ゆるキャラに擬人化される民間伝承)
2 憑依(総説 憑依する霊獣たち―憑き物、神使、コックリさん
前近代から現代へ 狐憑き―近世の憑きもの・クダ狐を中心に
現代から前近代へ ペットの憑霊―犬馬の口寄せからペットリーディングまで)
3 擬人化(総説 擬人化された異類
前近代から現代へ 擬人化された鼠のいる風景―お伽草子『隠れ里』再考
現代から前近代へ 物語歌の擬人化表現―童謡とコミックソングのはざまで
西欧の擬人化事情 西欧の擬人化表現と日本漫画の影響)

著者紹介

伊藤 慎吾 (イトウ シンゴ)  
國學院大學・非常勤講師。物語研究・室町文化史・キャラクター文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)