子ども福祉施設と教育思想の社会史 石井十次から冨田象吉、高田慎吾へ
| 出版社名 | 勁草書房 |
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| 出版年月 | 2022年11月 |
| ISBNコード |
978-4-326-25166-7
(4-326-25166-2) |
| 税込価格 | 6,050円 |
| 頁数・縦 | 255,5P 22cm |
商品内容
| 要旨 |
公教育と福祉の関係/役割をとらえ直すために。近代日本において、子ども福祉施設と研究の開拓に尽力した三人の民間事業家の系譜を辿り、その教育思想と実践の意義をアリエス以後の社会史研究の観点から明らかにする。 |
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| 目次 |
序章 子ども福祉施設指導者の教育思想―課題と方法 |



出版社・メーカーコメント
教育は福祉との関係においてどのようなものであるか。近代日本における子ども福祉施設の指導者の教育思想の展開を辿りつつ検討する。日本では明治期以降、育児院や養育院、孤児院、感化院といった、子どもに特別な養育をする福祉施設が創出された。本書は、近代日本の子ども福祉施設と教育思想の展開に着目し、孤児救済と貧困家族保護の問題に積極的に取り組んだ3人の民間事業家の思想と実践を分析する。さらには福祉と公教育の関係と役割を根本的に問い直していく。