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「ポスト真実」の時代 「信じたいウソ」が「事実」に勝る世界をどう生き抜くか

出版社名 祥伝社
出版年月 2017年7月
ISBNコード 978-4-396-61611-3
4-396-61611-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 253P 19cm

商品内容

要旨

イギリスEU離脱、アメリカ大統領、共謀罪、安保法制、原発事故、フェイクニュース、オルタナティブ・ファクト―嘘をついたもの勝ちの世の中に、なぜなったのか?最前線を疾るメディア・アクティビストと気鋭の日本文化・文学研究者が徹底分析!

目次

第1章 「ポスト真実 Post‐Truth」とは何か(ポスト真実の世界とはどんな世界か
ポスト真実の時代の四要素 ほか)
第2章 日本におけるポスト真実(日本のポスト真実時代
ポスト真実の時代を構成する四要素―日本の場合 ほか)
第3章 ポスト真実時代の情報とどう付き合うか?(ポスト真実時代の情報編集
AI以後の嘘と読解力 ほか)
第4章 ポスト真実時代のメディアとジャーナリズム(「ウェブで政治が動く」時代の到来
スマホ時代に情報はどう受容されるのか ほか)
第5章 対論・「ポスト真実」時代をどう生き抜くか(ポスト真実先進国ニッポン
ポスト真実の背景 ほか)

おすすめコメント

メディア・アクティビストと気鋭の日本文化・文学研究者が徹底分析!

出版社・メーカーコメント

イギリスEU離脱、アメリカ大統領選、共謀罪、安保法制、原発事故、フェイクニュース、オルタナティブ・ファクト――嘘をついたもの勝ちの世の中に、なぜなったのか?最前線を疾(はし)るメディア・アクティビストと気鋭の日本文化・文学研究者が徹底分析!蔓延(まんえん)する「ポスト真実」的言説「EU拠出金は週3億5000万ポンドかかっている」――EU離脱派「トランプ大統領の就任式には過去最高の人数が集まった。我々はオルタナティブ・ファクト(もうひとつの真実)を伝えている」――ケリーアン・コンウェイ米大統領顧問「オバマはISの創設者であり、ヒラリーもその共同創設者だ」――ドナルド・トランプ「(福島第一原発の事故は)完全にコントロールされている」――安倍晋三「憲法9条上の問題になる言葉は使うべきではないことから、武力衝突という言葉を使っている」――稲田朋美「日本はポスト真実の先進国だと思っている」「事実を伝えれば、みんな耳を傾けるだろうというのは、伝える側の傲慢」――津田「ポスト真実は、現代を分析するためのキーワードだ」「ウソがまかり通る時代に対し、個人にできることはむしろ多くなっている」――日比

著者紹介

津田 大介 (ツダ ダイスケ)  
ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。ポリタス編集長。1973年東京都生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。早稲田大学文学学術院教授。大阪経済大学情報社会学部客員教授。テレ朝チャンネル2「津田大介 日本にプラス+」キャスター。J‐WAVE「JAM THE WORLD」ナビゲーター。一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事。メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆活動を行う
日比 嘉高 (ヒビ ヨシタカ)  
名古屋大学大学院人文学研究科准教授。1972年名古屋市生まれ。博士(文学)。金沢大学文学部卒業、筑波大学大学院文芸・言語研究科修了。筑波大学文芸・言語研究科助手、カリフォルニア大学ロサンゼルス校客員研究員(2002‐2003)、京都教育大学准教授、ワシントン大学客員研究員(2009)を経て、現職。専門は、日本近現代文学・文化論、移民文学論、出版文化論など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)