• 本

それからの四十七士

出版社名 祥伝社
出版年月 2019年4月
ISBNコード 978-4-396-63564-0
4-396-63564-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 344P 20cm

商品内容

要旨

人間よりも生類を憐れむ世にあって、藩主が江戸城内で刃傷沙汰を起こした赤穂・浅野家には改易の時が迫っていた。その裁きに注目した現将軍・徳川綱吉の次を狙う甲府宰相・綱豊は、懐刀の新井白石を、浅野家筆頭家老・大石内蔵助に接触させる。綱豊らは、士民を困窮から救う仁の心を持つ武士を求めていたのだ。内蔵助に会い、その人品に惹かれた白石は、紀伊国屋文左衛門らを巻き込み、浅野家再興に尽力する。だが、綱吉とその側近・柳沢吉保に阻まれ、大石たちの運命は討ち入りへと転がり始めるが…。時代劇を知り尽くした著者が、「忠臣蔵」に新たな息吹を与える瞠目の野心作!

出版社・メーカーコメント

累計70万部の大ヒット!「取次屋栄三」シリーズの著者が「忠臣蔵」に新たな息吹を与える瞠目の傑作時代小説!元禄の怪(け)しからぬ世に輝いた死をも厭(いと)わぬ男の中の“漢(おとこ)”たち。“火の子”と恐れられた新井白石と“眠牛(みんぎゅう)”と謗(そし)られた大石内蔵助(くらのすけ)。二人の出会いが徳川幕府の命運を握る!

著者紹介

岡本 さとる (オカモト サトル)  
1961年、大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹入社。松竹株式会社90周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に『浪華騒擾記』が入選。以後、舞台の脚本、演出、『水戸黄門』等のテレビ脚本を数多く手掛けた。2010年、『取次屋栄三』(祥伝社文庫)でデビュー以来、大人の胸中を滋味深く描く名手として、人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)