• 本

承認をめぐる病

出版社名 日本評論社
出版年月 2013年12月
ISBNコード 978-4-535-98401-1
4-535-98401-8
税込価格 1,870円
頁数・縦 279P 19cm

商品内容

要旨

他人に認められないと、自分が愛せない!気鋭の精神科医が世相と精神医学を架橋する。

目次

思春期解剖学(若者文化と思春期
終わりある物語と終わりなき承認
若者の気分とうつ病をめぐって
「良い子」の挫折とひきこもり
サブカルチャー/ネットとのつきあい方
子どもから親への家庭内暴力
秋葉原事件―三年後の考察
震災と「嘘つき」)
精神医学へのささやかな抵抗(「精神媒介者」であるために
Snap diagnosis事始め
現代型うつ病は病気か
すべてが「うつ」になる―「操作主義」のボトルネック
悪い卵とシステム、あるいは解離性憤怒
「アイデンティティ」から「キャラ」へ
ミメーシスと身体性
フランクルは誰にイエスと言ったのか
早期介入プランへの控えめな懸念)

出版社
商品紹介

自分を認めてもらいたい気持ちに過度にこだわるとき、人はさまざまな病理を露呈する。時代に明るい論客による最新精神医学論集。

著者紹介

斎藤 環 (サイトウ タマキ)  
1961年岩手県生まれ。筑波大学医学研究科博士課程卒業。医学博士。爽風会佐々木病院等を経て、筑波大学医学医療系社会精神保健学教授。専門は思春期精神医学、病跡学。『関係の化学としての文学』(新潮社)で日本病跡学会賞を、『世界が土曜の夜の夢ならヤンキーと精神分析』(角川書店)で角川財団学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)